SAKURA

統合ネットワーク将棋支援システムSAKURA
Shogi Archives and Kansousen Utilities for Research and Advice.

将棋の感想戦とは
将棋を指した後、指した対局の議論を行うこと。
指し手の検討や、定跡の共有などを行い、自身の棋力を向上させることを目的とする。

研究背景
将棋研究の分野では人工知能の研究が盛んであるが、感想戦や将棋学習についての研究はまだ少ない。
また、インターネット上での将棋が盛んであるが、インターネット上での感想戦はチャットしか意思を疎通する方法がないなど、操作に煩わしさを感じる。
そこで、感想戦の支援を主な目的とするシステムSAKURAを開発している。

SAKURAの持つ機能

1.ユーザインタフェース:対局サービス、感想戦支援、将棋研究支援

他のユーザと感想戦を行うために環境を構築
・参加者全員で共有する盤面
・個人で検討する盤面
・指し手の流れを明示的に示す変化ツリー

2.人工知能:アドバイス支援、将棋の自動研究

・研究支援 :データベースのデータの充実
・観戦支援 :対局者・感想戦者の指しての解説
・感想戦支援:感想戦者へのアドバイス

3.データベース:対局と感想戦記録保存、棋譜と局面の相互連携

・棋譜データベース:対局にまつわる情報を保存
・局面データベース:将棋の局面にまつわる情報を保存

発表文献リスト

田頭佳和、山本航平、北岡真弥、垂水浩幸、林敏浩:ネットワーク将棋支援システム SAKURA による感想戦の議論支援、エンタテインメントコンピューティング2012論文集、情報処理学会、pp.354-358 (2012)

田頭佳和、高橋哲也、山本航平、北岡真弥、垂水浩幸、林敏浩:ネットワーク将棋支援システム「SAKURA」の感想戦インタフェース、情報処理学会インタラクション2012シンポジウム、2EXB-06 (2012)

Yamamoto, K., Takahashi, T., Kitaoka, M., Tagashira, Y., Tarumi, H., and Hayashi, T.: Database Support for Shogi Learners, Proceedings of 2012 Fourth IEEE International Conference on Digital Game and Intelligent Toy Enhanced Learning, pp. 126-128 (2012)

山本航平、北岡真弥、澤田誠、高橋哲也、平賀裕基、垂水浩幸、林敏浩: 将棋の局面データベースの開発と人工知能の適用、情報処理学会第19回エンタテインメントコンピューティング研究会、Vol. 2011-EC-19, No. 23, pp.1-6 (2011)

高橋哲也、垂水浩幸、澤田誠、山本航平、北岡真弥、平賀裕基、林敏浩:ネットワーク将棋感想戦支援システムの設計、第15回ゲーム・プログラミングワークショップ 2010、情報処理学会、pp.59-62 (2010)

山本航平、澤田誠、垂水浩幸、平賀裕基、北岡真弥、高橋哲也、林敏浩: ネットワーク将棋感想戦支援システムのデータベースとユーザインタフェース、情報処理学会第17回エンタテインメントコンピューティング研究会、2010-EC-17、No.9 (2010)